重要なメールデータを保存することってあると思います。
拡張子は、主にEMLとMSGの2つ..
▼ 基本機能比較表
| 項目 | EML | MSG |
|---|---|---|
| 主な用途 | 幅広いメールソフト用 標準形式 | Outlook専用。高度なOutlook機能保存用 |
| 添付ファイル | 保存される(全ソフト共通) | 保存される(Outlook準拠、添付メールは注意) |
| メタ情報(フラグ等) | 保存不可 | Outlook特有情報もすべて保存 |
| 互換性 | 非常に高い | ほぼOutlook(特にWindows)専用 |
| ファイルサイズ | 軽量 | やや大きい |
| 長期保存の安心感 | 標準仕様・将来も安心 | Outlookの仕様次第(互換性問題が出ることも) |
▼ Mac・Windows別の対応状況
- Windows
- EML:Outlook、Thunderbird、標準メールソフトなど、幅広く対応
- MSG:Outlookで完全対応。他は専用ツール要
- Mac
- EML:Apple Mail、Thunderbirdでそのまま開ける(標準対応)
- MSG:Apple Mailや標準メールソフトでは不可。
専用ビューア(例:Klammer、MSG Viewer for Outlookなど)が必要- ※添付ファイルや日本語の表示崩れリスクあり
- Outlook for Macも2024年現在、MSGインポートは不可(閲覧のみOKな場合あり)
▼ どちらを選ぶべきか?実務例・注意点つき
- EMLがおすすめな人・ケース
- MacでもWindowsでも「メール本文と添付」が正しく読めれば良い
- 複数ソフト・異なるOSで運用する
- 将来的な保存・移行・共有を重視(例:メールアーカイブ、情報公開、監査用など)
- MSGがおすすめな人・ケース
- Windows+Outlookだけで業務が完結
- Outlook独自の情報(カテゴリ、フラグ、投票ボタンなど)まで完全保存したい
- 法務・監査・業務証跡で「Outlook環境ごと再現性」が大事
- おすすめできないケース・注意点
- MSGはMacではほぼ「開きづらい」「情報欠落しやすい」ので共有・移行に弱い
- EMLはOutlook独自機能は保存できない
- MSG→EML変換や逆変換は可能だが、情報損失・文字化けリスクあり(特に日本語・添付メール)
▼ 2024年現在の実務ワンポイント
- Apple MailやGmailのエクスポートはEMLが標準
- 監査や社内ルールで「すべて保存」と言われたらMSGも検討。ただし共有・将来移行時は要注意
- どちらも添付ファイルは一緒に保存できるが、「メールを添付したメール」は両形式とも取り扱いに注意
- Macも含めて幅広い互換性・長期保存を考えるならEML
- Outlook機能フル活用・完全再現を求めるならMSG(ただしMacでの扱いは注意)
- チームやシステム全体の運用・将来の移行も含めて最終判断を



