■ 若い人向けの研修には、正直ついていけない——それが現実
これまで多くのAI研修やDX研修の現場を見てきましたが、若い人を中心にした研修のスピード感や雰囲気についていけず、「分かったフリ」をしている50代・60代の方が圧倒的に多いのが現実です。
「なるほど」と言いながら、実は手が止まっている、心のなかで“もう無理だ”と思ってしまっている方がどれだけいるか——この実感が、私の研修スタイルの原点です。
■ 「みんな満足」は不可能——だから一人ひとりに寄り添う
30人、50人といった大人数を一度に相手に研修して“全員が理解できた”なんてことはまずあり得ません。
私は、一人ひとりの「本当に分かった」「これなら自分でもできそう」という瞬間を作ることに全力を注いでいます。
■ イーラーニングや動画だけでは、現場で使えない
よく「オンライン教材で勉強しておいてください」と言われる時代ですが、はっきり言って“受け身”の学びだけでは、AIもウェブも身につきません。
私がこれまで実感したのは、「実際に手を動かし、自分の仕事や日常に落とし込む」——この経験がなければ、どんな知識も“使えない知識”のまま終わるということです。
“わかったつもり”と“実際にやってみて初めてわかった”はまるで別物。ここを絶対に妥協しません。
■ 私がやる研修の流儀
- スピードはゆっくり。
- 恥ずかしがらず何度でも質問できる空気をつくります。
- 「今さら聞けない」ことこそ、丁寧に。
- 業界・個人ごとに“刺さる事例”を用意。
- 「不動産業の経営者なら、この作業はAIでこうラクになる」など、他人事じゃなく自分事に落とし込む説明。
- 小さな成功体験(スモールサクセス)を絶対に感じてもらう。
- 「AIで請求書作ってみた」「面倒な画像の修正が一瞬でできた」など、“できた!”という自信を持ち帰ってもらう。
- マンツーマンが基本なので
- 「ここ、分からないですよね?」「みんな本当は分かってないところだよ」など、“わかったフリ”はない。
- 研修後も“実務で使える”までフォロー。
- 質問チャットや個別相談も受け付け、「やってみたら詰まった」も一緒に解決。
【なぜ“おじさん世代”に徹底して寄り添うのか】
同世代の私は、50代・60代の方が自信を持って使いこなせるようにならなければ、会社も社会も前に進まないと本気で思っています。
- 自分自身もPCを“苦手”だと感じていた時期があるからこそ、最初のハードルがどこにあるか、怖さや戸惑いも痛いほど分かります。
- 専門用語はできるだけ使わず、日々の業務や身近な話題で「こうやればできる」を実感できる説明を徹底します。
- 「今さら聞けない」ことを堂々と質問できる、おじさんのための優しい研修が、今の時代には必要だと本気で考えています。
- 若い人向けのAI研修では“分かったフリ”で終わってしまうおじさん世代が、実際に手を動かし、“できた!”と自信を持って現場でAIやウェブ運営を使いこなせるようになる。
- そのために、「少人数」「徹底した個別フォロー」「実務直結」「質問しやすさ」「アフターフォロー」のすべてを大切にしています。
- “わかったつもり”で終わらせない、“本当に使えるまで寄り添う”——これが私のAI研修であり、他社との最大の違いです。



