AIを使うにあたって、「人間が時間をかけて身につけていたスキル」や「デスクワーク的な作業」の多くは、これからAIがどんどんアシストできるようになると考えています。
特に、情報収集・思考の整理・資料の下書き・プログラムの構造設計など、頭を使う業務の多くは、すでにAIによって大幅に効率化が可能になっています。
その中で、私はいくつかのツールを目的に応じて使い分けています。
- ChatGPT / Gemini(1軍)
言語モデルとして日々ヘビーに使っています。思考を言語化したり、アイデアを広げたり、論点を整理したりと、幅広く活用しています。 - Manus(2軍)
汎用AIエージェントとして注目しています。タスクの流れを理解したうえでAIが対応してくれるような“チームの一員”的なポジションとして期待しています。 - deepseek(2軍)
ChatGPTに対抗し得る存在として、開発・リサーチ系で補助的に使っています。あくまでサブ的な位置づけですが、今後の可能性に注目しています。 - Cursor(3軍)
プログラムを書くときに“共同で考えてくれる”ツールとして活用。コードの作成補助にとどまらず、構造や意図を一緒に設計していく感覚があります。
ほかにもいろいろ使うようにはしていますが、どのツールも**“使い方次第”**です。
AIに「何を聞くか」「どんな目的で使うか」が曖昧では、せっかくの力を引き出せません。
最近、「問いを立てる力」「本質を見抜く視点」をとても重視しています。
AIが優れていても、それを活かせるかどうかは、人間の視点や判断力にかかっているからです。
AIを使う目的は、「自分にしかできない価値」に集中するため
私は、AIを積極的に活用することで、
人間でなければできない仕事、つまり:
- 問題の本質を見抜くこと
- 相手の気持ちや文脈を読み取ること
- ゴールから逆算して考えること
といった、本質的な価値提供に集中することを大切にしています。
また、AIの力を借りることで、「お客が本当に求めていること」にもより早く・深く近づけると感じています。リサーチや検証のスピードが上がる分、ヒントを拾えるチャンスも増えます。
その中で、“不安”や“願望”といった感情の部分を読み取るのは、やはり人の役割です。
これからも、「AIに任せるべきことは任せ、人間にしかできない部分に集中する」という姿勢を基本に日々の実践を積み重ねていきたいと思っています。



