M氏まとめ
1. カリスママーケターとしてのイメージ
- 自称「マーケティングの神様」として多数のベストセラー著作を持つ。
- ユニバーサルスタジオジャパンや西武園遊園地など大型案件の立て直しを手掛けたとアピール。
- メディア露出が多く、講演料は高額(250万円など)。
2. 実態は不透明で赤字続きの会社「刀」
- M氏が設立したマーケティング会社「刀」は、テーマパーク再生プロジェクトなどで数十億円規模の赤字を計上。
- 西武園遊園地再生プロジェクトは100億円投資のうち73億円の減損処理が発生。
- 収益よりもコンサルフィーやファミリー企業への支払いが目立つ。
3. 公的資金の私物化疑惑
- 「刀」からM氏のファミリー企業(Mマーケティング研究所)に毎年約1億円の支払いがあり、解約金として7億円支払い済み。
- これが利益供与に近い形で行われ、透明性が全くない。
4. クールジャパン機構とのトラブル
- 国のクールジャパン機構から80億円の出資を受け、沖縄のテーマパーク「ジャングリア」を展開。
- 投資委員会では反対意見もありつつ、夢を見させろ的な判断で承認された。
- 投資判断の甘さが露呈し、税金の無駄遣いとの批判も多い。
5. 事業内容やプロジェクトの中身も疑問
- 「ジャングリア」はメキシコの人気アドベンチャーパーク「エクスプロール」とコンセプトが酷似。
- オリジナリティを謳うが真似。実績について疑念が強い。
6. 総評
- M氏、実際は公的資金の私物化や利益供与、透明性欠如など問題の多いビジネスを展開。
- メディアでの自己演出が強く、実績の裏付けが乏しい。
- 投資判断を誤らせた公的機関も問題だが、本人の説明責任やガバナンスも問われるべき。




