Manusは、中国のスタートアップ「Monica社」が開発した完全自律型のAIエージェントであり、ユーザーの指示に基づき、複雑なタスクを自律的に計画・実行する能力を持っています。AIの進化には5つのステップがあります。
- ステップ1：単純なチャットボット（ChatGPTなど）
- ステップ2：高度な問題解決（O1 Pro、Gemini 2.0など）
- ステップ3：自律タスク実行（DeepResearch、Operator、Manus）
- ステップ4・5：より高度な自律性を持つAI
Manusは現在ステップ3に位置し、人間の監督なしでタスクを実行できます。
1. Manusへのアクセスとアカウント作成
- 公式サイトへのアクセス：Manusの公式ウェブサイト（https://manus.im）にアクセスします。
- アカウント作成：初めて利用する場合は、公式サイト上でアカウントを作成します。現在、Manusはベータ版として提供されており、利用には招待コードが必要です。招待コードの申請方法は以下のとおりです。(3/10現在、問題なく招待コードは発行されています）
- 公式ウェブサイトにアクセスし、「開始する」ボタンをクリックします。
- 「アクセスを申請する」を選択し、申請ページに移動します。
- メールアドレスとManusの利用目的を入力し、申請を送信します。
- 申請内容が詳細であるほど、招待コードの取得がスムーズになる可能性があります。
2. ターゲットと目的の明確化
効果的な営業メールを送信するためには、以下の要素を明確にすることが重要です。
- ターゲットの設定：業種、企業規模、地理的条件、担当者の役職など、具体的なターゲットを特定します。
- 目的の明確化：新規顧客の獲得、既存顧客へのアップセル、イベントやセミナーへの招待など、営業メールの具体的な目的を定めます。
3. Manusへの具体的な指示の作成
Manusに対して、具体的かつ詳細な指示を与えることで、期待する成果を得ることが可能です。以下に指示の例を示します。
- 指示例1：「東京都内の中小企業のIT部門責任者向けに、我が社の新しいクラウドサービスの導入を促す営業メールを作成し、送信してください。」
- 指示例2：「飲食業界の経営者に対して、来月開催するマーケティングセミナーへの招待メールを作成し、送信してください。」
4. Manusによるタスクの実行
指示を受けたManusは、以下のタスクを自律的に実行します。
- マーケティング戦略の立案：効果的な営業活動を行うための戦略を策定します。
- ターゲット企業のリサーチ：指定した条件に合致する企業を調査し、企業リストを作成します。
- 営業メールの作成：ターゲット企業向けのカスタマイズされた営業メールを作成します。
- メールの送信：作成した営業メールをターゲット企業に送信します。
5. 結果の確認とフォローアップ
Manusが実行したタスクの結果を確認し、必要に応じて以下の対応を行います。
- 送信状況の確認：メールが正常に送信されたかを確認します。
- 返信の確認：受信者からの返信を確認し、適切な対応を行います。
- フォローアップ：返信がない場合や追加の情報提供が必要な場合、フォローアップのメールを送信します。
注意点
- データの取り扱い：Manusに入力したデータや対話内容は、サービス提供者側に送信・保存される可能性があります。機密情報や個人情報の取り扱いには十分注意してください。
- 結果の検証：Manusの出力結果には誤情報や不正確さが含まれる可能性があります。重要な意思決定に用いる場合は、結果を検証し、慎重に判断することが求められます。
気軽に旅行の計画、スケジュールの作成、リサーチなどから始めてみると良いと思います。
