ChatGPTでできる?

ChatGPTで契約書は危険——でも“トラブル整理”には抜群に使える理由

前回の記事では、ChatGPTのような生成AIを使って契約書を作るのは危険である、ということを書きました。契約書は一字一句が法的拘束力を持つ文書であり、微妙な文言の違いが大きなリスクにつながるため、AIに丸投げするのは現実的ではありません。しかし一方で、「契約のあと」に発生するトラブルの整理や準備に...
ChatGPTでできる?

ChatGPTで契約書を作るのは危険です

1. 法律文書の“正解”はネットに落ちていないChatGPTは、インターネット上の情報を学習データとして生成されています。しかし、実務で使われている日本語の契約書の正確な文例や条文は、ほとんどが非公開です。そのため、AIが出力する契約書の文面は“それらしく”見えても、法的な正確性や実務上の有効性を欠...
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動画の好きな場面「左フックだけ切り取りたい」はAIでできる?

ボクシング世界タイトルマッチを観戦中、「左フックの瞬間だけを抜き出して、ハイライト動画を作れないだろうか」と思い立ちました。では実際、こうした作業はAIに任せることができるのでしょうか? AIはパンチを見分けられるのか?近年は「動作認識(Action Recognition)」と呼ばれる分野が進展し...
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講演内容をスライド資料に一気にまとめる方法(Genspark:ジェンスパークを活用)

今回も講習でよくやる流れ。90分間の講演をAIツールを用いてスライドにまとめる方法を、以下に示します。1.音声を録音する講演の内容を、スマートフォンやICレコーダーなどで録音します。2.録音データを書き起こす「GoodTape」などの自動書き起こしツールを使い、録音データをテキストに変換します。3....
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「一択」や「神ツール」があふれる時代に、選ばれる“熱”

インターネットを少し覗くだけで、「神ツール」「これ一択」「最強」などの言葉が乱舞しているのを目にします。まるで煽り文句のバーゲンセールのです。ここまでのはあまり見なくなりましたがインフルエンサーもほとんどコレ数字に追われる?クリエイターたちコンテンツ制作の現場を裏側から見れば、そこにはKPI達成とい...
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NotebookLM の対談式ポッドキャストがすごいので動画にしてみました。

NotebookLMの音声概要機能を使って音声をWEBサイトを読み込み生成してみたところ、約6分の対談形式で内容を要約してくれた。実際に聞いてみると面白かったので、画像も作って動画に仕上げてみることにした。画像はChatGPTで生成し、音声と合わせて動画編集ソフトで統合。(顔や服装、マイクなどの細か...
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AI導入“目的”と“手段”を履き違えない。

AIを「使うこと」そのものが目的化してしまう例は少なくありません。特に導入初期や流行時には、「AIを使ってます」と言えることが一種のゴールになってしまい、本来の目的──たとえ業務効率化・売上増・人手不足の補完・品質向上など──から目が離れがちです。AIはあくまで手段の一つ。しかも、その使いどころを見...
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おじさんのおじさんによる、おじさんのためのAI

― ITにつまずいたベテランにこそ、AIは優しい味方になる ―「最近、50代の管理職が異動を希望するケースが増えているんです」ある企業の人事部長が、ふと漏らしたこの一言。その背景には、急速に進化するITツールに対する戸惑いや不安があるようです。Web会議、クラウドツール、電子商談……今や当たり前とな...
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キーエンスの営業を例題にした:覚書

研修では、定番の「長文の要約」「議事録の整理」「マニュアルのまとめ」など、“まとめる力”が求められる場面が多くあります。そうした中で、今回視聴したYouTubeの「キーエンスの営業方法」は、AI時代においてさらに価値が高まると強く感じましたので覚書。■ キーエンスの具体的な営業手法1. 事前仮説立案...
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「うちは関係ない」と言っていた工場の社長が、AIにはまったお話。

紙とエクセルを“ひと跳び”で超える現場で起きていること1 人日あたりのロス*手書き計算・転記約 90 分就業規則や法改正のググり直し約 30 分見積書のコピペ修正約 45 分 “リープフロッグ”という近道段階をすっ飛ばし、次の世代に一気に跳ぶ。大企業が「紙 → エクセル → ERP」と 10 年かけ...