小さな会社は、一点集中でトンガルべき

ブランディング

小さな会社にとってのブランド戦略は、経営全体に関わる、最も大切な戦略だと思います。
ところが、同じことを言い続けているつもりでも独りよがりで本質からかけ離れていた様に思う出来事があり、再度勉強しています。
20年ほど前も同じ事を勉強していましたが、今ほど日本で必要とされている時はないなというふうに感じています。

1971年、スターバックスがアメリカでの焙煎屋として創業当時に掲げていたブランド名は「Starbucks Coffee, Tea and Spices」。

1992年に成田空港に出店したときは、すでに「スターバックスコーヒー」になっていましたが、
「コーヒーだけに事業をフォーカス」、そこから生まれたあのエスプレッソの香りを軸にしたシアトルコーヒーの世界観がなければ、今日のスターバックスはなかったことでしょう。

小さなお店には「ハンバーグ専門店」「カレー南蛮専門」「餃子専門店」が求められ、大きな資本の「ファミリーレストラン」を目指すものではありません。

皆さんのサービスもまずまずは絞り込んで、定めた小さな世界で一番になること。
そこで、ある程度のブランドを確立することができれば、将来の展開が何倍も楽になっていくと私の師匠も言っています。

是非、見直していきましょう。