聞き齧った事をもっともらしく話す人

お仕事

最近もありましたが、安全を蔑ろにした事故には、素人社長がコンサルの言うことを鵜呑みにしたことが原因。「世界遺産知床の『赤字旅館』は、あっというまに黒字になった」という記事をよく見かけますが、手間や時間をかけたり、こだわりを持つことをコスト削減のために辞めてしまうことは、顧客満足を犠牲にすることになります。

合理化は重要ですが、無闇矢鱈に削減することは、将来的に大きな損失を招くことになります。私たちは、長期的な視点で、持続可能で安全な体制の提案を目指すべきです。

給料10万円の人を倍の20万円にするとその人はやる気を出してくれるでしょう。
しかし、今までの労働に比べて2倍も働いてくれません。
では、半額の給料5万円にするとどうでしょうか?
今までの7割くらいの力で、どうにか働いてくれます

つまり数学的に考えて給料を半分にする方が儲かる」
人件費の安いバイトを大量に採用して、彼らに社員以上の要求を突きつけます。
結果、離職率が高くなり、辞めても雇って辞めても雇ってを繰り返しているのが現実です。


コンサルの勉強だけで得たアドバイスと実践で得たものを活かしたアドバイスは違う。
ウェブの事、何も知らないコンサルを名乗る人が聞き齧った事をもっともらしく話す現場に出くわした…いわゆる事例と数字ばかりを伝えるだけのコンサルタントはどうしても賛同できない。



携わってきたスタッフさん職人さんのプライド、経営者さんの信念やこだわりに着目して欲しい。