AIツールを少し比べてみました。
ChatGPTとManasに、同じPDFデータ──インフルエンザの検査状況をまとめた資料──を渡し、「日本地図で分布図を作ってほしい」とだけ指示してみたのです。いわば、こちらは細かい準備をせず、「一発指示でどこまでやってくれるか」を試したかたちです。
Manasはあっという間に処理を終え、画像付きの分布図まで自動で完成させてくれました。ぱっと見て状況がわかるレベルで、出来栄えも申し分ありません。
一方でChatGPTは、相変わらずこちらの意図どおりには動いてくれません。途中でいくつか追加の指示やヒントを出してみても、うまく処理しきれない。分布図どころか、その前段階の準備でつまずいてしまう印象でした。正直なところ、何も工夫せずに使ったときの「手間の少なさ」という意味では、同じ「AIツール」と呼ぶのがためらわれるくらい差があるように感じます。この差はなんとかならないものだろうか、と考え込んでしまいました。
もちろん、こちらが下準備をしてプロンプトを丁寧に設計すれば、ChatGPTにも同じようなことはできます。
ChatGPT講習のときは、こちらでかなり下準備をしていた。
ChatGPTには事前に資料を読み込ませ、日本地図のデータもGitHubから用意し、プロンプトで細かく条件を指定して──そこまで整えてようやく、日本地図上に分布図を描かせていた。
ただ、そこまで綿密に指示を書き込むのであれば、「?」という気持ちにもなります。少なくとも私は、AIには「もっとラフな一言から、いい感じに仕上げてほしい」と期待してしまうのです。
以前ほどChatGPTに魅力を感じられなくなってきています。



