「AIあるある商法」なのか。ちょっとAIを触ればできることを、アプリ化してサブスクや買い切りで売っているケース。
最近だとNanoBananaが目立ちます。正直NanoBananaは30分ほどの講習でみなさんある程度つくれるようになります
1. なぜ「簡単なもの」が商品になるのか
- 学習コストを嫌う人が多い
「AIを少し勉強すればできる」とは言っても、多くの人にとっては「学習する時間」が最大のコスト。だから数百円~数千円で済むなら買ってしまう。 - UIと安心感
プログラムやプロンプトを自分で書くより、ボタン一つで動くアプリは安心。特に「失敗したくない」層には刺さる。 - 商売の基本は“面倒を肩代わり”
コーヒー豆を自分で挽いて淹れれば安いし美味しいのに、スタバで1000円払う人が絶えないのと同じ。
2. 問題点
- 中身がスカスカ
本当に「勉強すれば30分でできる」レベルのものを高額で売るのは、やや情報商材っぽくて倫理的にグレー。 - アップデート放置
AIやAPIの仕様変更に追従しないアプリも多く、数か月後には使えなくなるリスクがある。 - ユーザーのリテラシーが育たない
学べば自走できるのに「ボタン依存」になってしまう。
3. ポジティブな側面
- 市場を広げる入口
初心者が「便利!」と感じて、そこから本格的にAIやコードを学ぶきっかけになるなら意味がある。 - 差別化次第で本物になる
例えば「ただのAPI呼び出し」以上に、独自のデータ処理・UI・サポートがあるなら十分価値がある。
そうは言ってもAPIを直接叩いて開発してきた人にすれば、私のような層も同じように思われているのだろうと思う。ちょうどいい着地点を、



