Hasselblad 1000Fが登場する映画を見て、その存在感に惹かれました。
そして最近、新しいモデル「HASSELBLAD 907X & CFV 100C」があると知り調べてみると、性能そのものよりもレビューのあり方に「きな臭さ」を感じたのです。


多くのインフルエンサーが取り上げるレビューは、メーカーから貸与された機材を使い、良い点ばかりを強調するものが目立ちます。これではテレビCMと変わらず、消費者から見て信頼性が低いと言わざるを得ません。その中にはよく見ていた動画作家さんがいました。
実際、AIにレビューをさせれば長所と短所の両方を挙げることができます。それなのに人間のレビューがポジティブ一辺倒に傾けば、かえって信頼を失ってしまうでしょう。
だからこそ必要なのは、情報を見抜くリテラシーです。
インフルエンサーの発信がしばしば「広告」である可能性を理解すること。情報の偏りを意識すること。そしてAIを活用してレビューをチェックし、良い点と悪い点の両方を確認することです。
要するに──「インフルエンサーを鵜呑みにせず、AIでファクトチェックする」という習慣が大切なのです。
この視点はカメラ機材に限らず、ガジェット・家電・サービスなど幅広い分野に応用できます。まさにAIを「消費者の武器」として使う発想です。
将来的にはAI自身が独立したレビュアーとして機能し、メーカーの影響を受けない中立的なレビューが当たり前になるかもしれません。そのとき、人間インフルエンサーの役割は大きく変わっていくでしょう。
※ハッセルブラッドはもともとスウェーデンの伝統的カメラメーカーですが、2015年に中国のドローン大手 DJIが株式を取得し、2017年には筆頭株主になっています。つまり現在のハッセルブラッドは実質的にDJIのグループ企業。
ライカも。。ライカ自体はまだ「独立したドイツ企業」として存続していますが、近年は大きく中国資本と結びついています。
中国の資本が間接的にライカへ入っており、経営基盤は昔の「ドイツの独立高級カメラメーカー」というより「グローバル資本に支えられたブランド企業」。2011年 スマホメーカー Huawei(ファーウェイ) と提携。スマホカメラに「Leica」ブランドを付けてます。現在 はファーウェイとの提携は終わり、 Xiaomi(シャオミ) などまた別の中国スマホ企業と組んで商売してます。

ビンテージオリジナルを買うか、現代の復刻版を買うか。
使い勝手は復刻版でも十分かもしれませんが「オリジナルを手にしている」っていうロマンは復刻には宿らないですね。



