AI導入の話が社内で出たとき、真っ先に私が思ったのは「まずは今の仕事を見直すことだ」ということでした。AIを導入するのはもちろん素晴らしいアイデアですが、その前に今の業務フローが整っていないと、どれだけ優れたAIでも効果は半減してしまいます。
たとえば、ファイルの命名ルールが人によってバラバラで、保存場所もあちこち。これではAIもどこから手をつけていいか分からない。だからこそ、まずは全員でルールを統一することから始めました。ファイルの名前、保存場所、スケジュール管理—すべてを一つ一つ整理していきました。Googleカレンダーを活用して、常に最新のスケジュールが全員で共有できるようにもしましたし、紙でのやり取りをできるだけ電子化して、作業の効率も上げました。
こうした準備をしっかりしておけば、AIもきっと最大限にその力を発揮してくれます。どんなに優れたツールでも、土台が整っていなければ宝の持ち腐れです。

実際に、基本の業務をきちんと見直したあとにAIを導入したところ、業務の自動化もスムーズに進みました。つまり、AIを使いこなすためには、まず自分たちの仕事をきちんと整えることが大切です。
そしてもうひとつ大事なのは、AIを「勝手に仕事をしてくれる魔法のツール」と思わないこと。AIは便利で、私たちの仕事を助けてくれる存在ですが、その力を引き出すのはあくまで使う側の準備や知識にかかっています。AIに関する知識やスキルも、ただビデオを見て覚えるだけではなく、実際に使いこなせるようになることが大事。だからこそ、AIを活用するための準備をきちんとすることが、成功のカギだと思います。



