業者さんに「ウェブサイトの保守サービス」というものがありますが、自社でできないかとご相談がちょくちょくあります。
費用が高く感じられる場合は、「DIY」という方法をお勧めしています。DIYとは、「自分でやってみる」ということで、素人でもできることを指します。英語のDo It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)の略語で、「自分でやれ」の意で「D.I.Y.」とも。)
業者さんは、以下の様に謳います。
Webサイトを公開後にも安心してご利用いただけるよう、Webサイトの保守サポートサービスを行います。
保守サポートにご加入いただきWebサイトの運用・更新や、CMSのスムーズな保守など、さまざまなサポートが受けられ、突然の不具合・トラブル発生時にも安心です。
多くの中小企業、小さな会社はウェブサイトの保守・管理を外部に依頼していますが、その費用がかさみ「もっと効率的に運用できないか?」と感じていませんか?
実際、難しいことではなく少しの知識と適切なツールを活用すれば、ほとんどの企業が自社で保守を行うことができ、コスト削減と効率化が実現可能です。ここでは、具体的な手順をご紹介します。
自社で保守を行うメリット
自社で保守を行うことには、多くの利点があります。
- コスト削減:外注費用を節約し、年間数十万円のコストを削減できます。
- 迅速な対応:トラブルが起きた際も、すぐに対応でき、ビジネスへの影響を最小限に抑えることが可能です。
- 柔軟な運用:デザイン変更や新しいページ追加も、自社のタイミングで自由に行えます。
必要なツールと手順
自社保守を始めるためには、以下のツールを使えるようになることからスタートしましょう。
- WordPress:操作が簡単で、世界中で使われているCMS。
- Jetpack:セキュリティやバックアップに強いWordPressプラグイン。
- UpdraftPlus:自動バックアップを実現し、トラブル時もすぐに復旧できます。
これらのツールを使いこなすことで、保守業務を大幅に自動化し、工数削減が可能です。
成功事例
ある企業では、月額数万円の外注保守をやめ、自社で保守を開始した結果、年間60万円以上のコストを削減し、サイト更新のスピードも向上しました。
その結果、顧客対応が迅速になり、売上が5%アップしたのです。
リスクとその対策
自社で保守を行う際のリスクとして、セキュリティやトラブル対応がありますが、適切な対策を講じれば安心です。例えば、定期的なバックアップやセキュリティプラグインの導入、スタッフへの基本的なトレーニングが効果的です。
ウェブサイトの保守を自社で行うことで、コストを抑えながら、より柔軟で迅速な運用が可能です。まずは、基本的なツールを導入し、少しずつ自社保守を始めてみましょう。運用コストの削減に関心がある方は、ぜひお問い合わせください。
