SaaS(サース)とは、インターネット越しに使う仕事用ソフトのことです。文章作成、表計算、予定管理、経費処理など、会社の仕事は多くのSaaSで回っています。
ところがAIが「エージェント(人の代わりに動く係)」として、複数のソフトをまたいで自動で仕事を進められるようになると、状況が変わります。
人間がいちいち別々のソフトを操作しなくても、AIがまとめて処理できるからです。すると「SaaSの利用料を何個も払わなくてよくなるのでは」という不安が出て、SaaS企業の価値が下がる、という見方が広がっています。




■Claudeが強い理由:実務+長文処理
Claudeは雑談より実務に強い、と語られます。開発者向けの“Claude Code”のように、作業フォルダと連携して進める使い方が広がっている。さらに100万トークン級の長いコンテキスト(AIが一度に扱える情報量)が効く。大量の資料をまとめて読めるほど、仕事の価値が上がるからです。
■法人集中は儲かるが、乗り換えも速い
企業は「面白い」より「成果」に支払います。法人向けに振り切れば単価は高い。一方、AIは性能で簡単に乗り換えられる。勝ち続けないと、収益もシェアも崩れますので競争は熾烈。
■雇用代替→階級固定
AIが技能を肩代わりすると、失業だけでなく「努力で上がる道」が細くなる可能性がある、と議論されます。能力で評価される仕組みが弱まれば、資産や環境など生まれつきの条件が効きやすくなる。万能AIはチャンスでもあり、格差を固定しかねない。


