1) 公式に“比率”が明記された持分構成(OpenAI Group PBC)
OpenAIの公式説明(組織再編=recapitalizationのクローズ時点)で、比率として明記されているのは次のポイントです。
- OpenAI Foundation:26%
さらに、一定のバリュエーション・マイルストーン達成時に追加株式を受け取れるワラントも保有しています。 - Microsoft:27%
- 残り:その他(現・元従業員や投資家など)
ここで大事なのは、Foundationがワラントを持つため、将来の条件達成によって比率が動きうる点です。したがって「26/27/47」は、**再編直後のスナップショット(現時点の整理)**として扱うのが安全です。
2) SBGの「約11%」はどこに入る
SoftBank Group(SBG)は、追加22.5Bドルの投資を完了し、OpenAIに対する持分が約11%になったと公表しています(プレスリリースは2025/12/31)。
この「約11%」は、上の整理でいうところの**「その他(従業員・投資家等)」の内側**に含まれる、という理解になります。
参考としてSBGの説明は、概ね次の構図です。
- SBG:合計30.0Bドル(初回7.5+追加22.5)
- 共同投資家:11.0Bドル
- 合計コミット:41.0Bドル(フルに資金拠出済み)
また、Reutersも「SoftBankが投資コミットメントを完了した」旨を報じています。
3) 「その他(約47%相当)」の主な“顔ぶれ”(※比率は原則非公開)
「その他」の**内訳(各投資家が何%か)**は、基本的に開示されません。とはいえ、参加者の名前は資金調達やセカンダリー取引の報道から追えることがあります。
- 2024年10月:$6.6B調達(参加が報じられた例)
Thrive Capital、Khosla Ventures、Microsoft、Nvidia ほか(Altimeter、Fidelity、SoftBank、MGXなど)。
※Microsoftは本稿の「27%」とは別枠で整理していますが、ラウンド参加者として名前が出るためここでは“例”として挙げています。 - 2025年10月:従業員株のセカンダリー(評価$500B級と報道)
買い手としてThrive Capital、SoftBank、Dragoneer、MGX、T. Rowe Priceなどが報じられています。
まとめ(いま“比率”として言い切れる範囲)
現時点で、公開情報にもとづき比率として比較的クリアに書けるのは次の整理です。
- OpenAI Foundation:26%(+ワラント保有)
- Microsoft:27%
- 残り:その他(従業員・投資家等)
そして、
- SBG:持分 約11%(=「その他」の一部)
「その他」の内訳(各投資家が何%か)は原則非開示ですが、参加者の名前は資金調達・セカンダリーの報道から一定程度たどれます。



