DeNA社員のAI活用100本が参考になる

ブログ

この「AI活用100本ノック」は、“何をしたいか(目的)”で切ると傾向がかなり見えやすいです。結論から言うと、全体は「生成AIで何かを“作る”」というより、既存業務の摩擦(手作業・探す・漏れる・共有が重い)を減らす方向。

資料全体を、見出し/課題・解決策のキーワードでざっくり分類すると、だいたいこんな配分。
さすがDeNA開発やコーディングまで使っている比率も多い。

デザイン・画像・動画:6
自動化・オペレーション:27
開発・コーディング:19
要約・議事録・ナレッジ:12
データ分析:12
資料・文章制作:10
セキュリティ・品質:8
調査・検索・理解:6

Geminiが63/100で突出して多いです。
次点がNotebookLMとCursorで各13程度でchatgptは6で3番手。

見える傾向

  1. AI単体ではなく「既存ツール+AI」で詰まりを抜く
    Meet文字起こし→Gemini整形→NotebookLM集約など、議事録や検索の手間を減らす設計が多いです。
  2. 一番多いのはルーティン作業の自動化
    リネームや通知→チケット起票など、「虚無」「漏れ」を仕組みで潰しています。
  3. ドキュメント化・引き継ぎが現実的に強い
    口頭説明を起こして文章化し、NotebookLMで“いつでも聞ける状態”にするのが王道です。
  4. データ分析は「入口」をAIで短縮
    要件→SQL生成、ログ分析用の一度きりスクリプト作成など、最初の壁を越える使い方が目立ちます。
  5. セキュリティ/品質もAIを工程に組み込む
    レビューや脆弱性の洗い出しをAIに寄せ、品質を上げる方向で使っています。
  6. クリエイティブは少数だが目的が明確
    挿絵生成などで「素材探し」や「合意形成」のコストを下げています。

A. ガチ開発/運用(エンジニア向け)36本
B. ローコード自動化(“非エンジニアでも行ける”層)12本
C. 非開発(企画・制作・一般業務)52本 に分けれると思います。

B(ローコード自動化)12本

傾向:Google Workspace(特にGAS + スプレッドシート + Slack/メール)に寄っていて、「一回作れば毎回ラク」なネタが中心です。

GASで“整理・変換”系(ファイル/CSV/シート)
  • 011:Geminiでファイル名変更を瞬時に完了:GASマクロ+ターミナルで一括リネーム
  • 015:HR×Gemini:異動情報CSVをGASで部署別に自動可視化(権限制御も)
  • 081:Geminiで5分Diffツール作成:仕様書スプレッドシートの差分を自動検出
  • 090:Gemini活用でデータ最適化:スプレッドシートの大改修をGASで一括対応
通知・連携の自動化(Slack/Jira/メール)
  • 012:GeminiでGAS作成&JIRA自動起票:Slack通知→チケット起票
  • 037:Gemini、VertexAI活用!社内ミーティングの議事録をAIが再要約→Slack共有まで自動で
  • 062:Gemini+GAS:メール重要度仕分け+サマリ通知
調査フローの自動化(Deep Research連携)
  • 060:Gemini & Deep Research:頻出ワード抽出→調査プロンプト生成まで自動化
GAS開発を速くする(動画→コード/エラー回避)
  • 096:動画×Geminiで時短GAS作成:録画画面からコード生成
  • 099:GeminiでGASエラー回避:設計原則・制約条件で手戻り防止
クリエイティブ自動化(Photoshop等)
  • 087:Gemini/ChatGPT:PhotoshopをJSXで自動化
その他
  • 061:ChatGPTを活用!:GAS未経験者が工数管理ツールをAIと作成

C(非開発)52本

傾向:量が多いのはCで、調査・要約・資料化・会議後処理・制作支援が主戦場です。
「AIを右腕にして“判断と表現”を速くする」タイプがずらっと並びます。

調査・理解(検索/要約/学習)19本
  • 001:NotebookLM活用でWebサイト参照が爆速化
  • 002:Gemini活用のGoogleドライブ連携
  • 005:Gemini活用で動画での学習を効率化
  • 006:Meet・Gemini・NotebookLM活用
  • 007:NotebookLMのマインドマップ活用
  • 009:GeminiのDeepResearch活用術
  • 010:NotebookLM活用
  • 027:Deep Researchで諸外国の概況把握
  • 039:Deep Research活用!:新規事業検討で“外部環境”を一気に把握
  • 043:Gemini活用で調査の質を底上げ:Deep Researchで論点を漏らさない
  • 044:NotebookLMでFAQ作成:資料を読ませて即FAQ化
  • 048:NotebookLM活用:膨大なドキュメントから必要情報を素早く抽出
  • 050:Gemini の Deep Research 活用!
  • 053:Gemini活用:社内の質問対応を“まずAI”に寄せる
  • 054:NotebookLMで社内FAQ整備:問い合わせ削減
  • 056:Gemini活用で採用・広報支援:情報整理から発信まで
  • 077:Gemini活用!:業界事例の収集を高速化
  • 086:Geminiで研修用動画作成!
  • 092:NotebookLMで共有工数削減!
会議・議事録・ナレッジ共有 10本
  • 031:Gemini活用で資料作成の手間を削減!
  • 035:Atlassian Rovo活用!
  • 047:Geminiで議事録を分析&アジェンダを再整理!
  • 057:Google Meet×Gemini:会議の要点抽出
  • 059:NotebookLMで議事録→共有を加速
  • 063:Geminiで議事録要約:共有スピードUP
  • 064:GoogleMeet/Geminiでドキュメントレビュー効率UP!
  • 070:NotebookLMでオンボーディング:キャッチアップを短縮
  • 093:Gemini活用!動画制作を時短
  • 094:Geminiを活用!
文章・資料・企画(構成/コピー/校正)10本
  • 018:デザインツール初心者がGemini活用でモック作成!
  • 019:Geminiでコピーライティングの考え方とワーディングを分析
  • 036:Fireflyでプレゼン資料の挿絵作成:イメージに合う挿絵がない?
  • 040:Geminiで提案資料の構成を高速化
  • 041:Gemini活用で提案書を改善:説得力UP
  • 042:Gem活用で告知文章作成
  • 052:NotebookLMで社内説明資料のたたき台作成
  • 074:Gemini/Canvasで文章校正!
  • 076:Gemini Canvasでスライド作成!
  • 082:Geminiでプロンプト改善!
デザイン・画像・動画(制作支援)5本
  • 016:画像をGeminiで取り込みカレンダーに自動登録!
  • 068:Geminiをデザイナーが活用!
  • 071:GeminiでCSS修正が爆速化!
  • 078:Figma Makeでプロトタイプ開発!
  • 089:Gemini活用!
その他(業務運用/健康など)8本
  • 014:ChatGPT活用で研修教材を作成!
  • 032:Geminiでアンケート準備!
  • 033:Gemini + Clineで工数見積もり
  • 034:NotebookML活用!
  • 046:Geminiで業務効率化
  • 058:Gemini活用!:面倒な新旧対照表の作成を自動化!
  • 079:GeminiをAIパーソナルトレーナーに!
  • 100:Gemini Canvas + Google Sitesでプロト開発!

ざっくり結論として見える傾向
  • B(12本)は「Google Workspace自動化」一点突破で、再現性が高い(横展開しやすい)
  • C(52本)は“知的作業の増幅”:調査→理解→資料化→共有、制作支援、校正など「人がやるけど重い」部分を削っている
  • なので、全体像としては “Gemini中心のナレッジワーク改善(C)が母体”で、そこから“GASで仕組み化(B)”に伸びている感じです(AIが増殖し、GASが定着させる…みたいな生態系です)
岡山のホームページ作成