GPTsを100以上作成・活用していますが、実用性の観点でOpalとGPTsを比較すると、現時点で最大の違いは「日本語対応」です。細かい機能差よりも、このポイントが実用上で最も大きな差だと感じています。
実用性の比較
| 観点 | GPTs(ChatGPT) | Google Opal |
|---|---|---|
| 操作の直感性 | ◎ プロンプト設計だけでOK。 既存GPTsも多く参考可 | ◎ 直感的なUIとワークフロー組み立て ブロック式で視覚的 |
| 日本語対応 | ◎ 全機能日本語OK。 | △ 現状ほぼ英語のみ、日本語指示は不安定 |
| 作成速度・拡張性 | ◎ 即作成・公開できる。 | ○ 慣れれば早いが、UIにやや慣れが必要 |
| 共有性・ストア | ◎ GPTsストアで公開・配布・管理 | ○ URL共有可、公開コミュニティは今後? |
| カスタマイズ性 | ○〜◎ Web検索、ファイル読込、ツール追加など拡張可能 | ◎ 外部データ・音声・画像・動画ワークフローも直感で組める |
| 安定性 | ◎ 高い。OpenAIの安定基盤 | △ β版で挙動がまだ不安定な面もあり |
| 無料/有料 | △ GPTs作成・拡張は有料プラン必要 | ◎ 現状は完全無料 |
| 今後の期待値 | ★★★★★ 既に安定成長中 | ★★★★☆ Googleの本気度次第で化ける可能性大 |
【GPTsの強み】
- 圧倒的な日本語対応と安定性。作成→試用→公開までの流れが速い。
- 膨大なサンプル・コミュニティ・拡張性がすでにある。
- 高度な連携やAPIも対応(有料)。
【Opalの現状と期待】
- 今はβ版・英語UIのため、日本語ユーザーには不便な点が多い。
- ただしUIが超直感的で、ワークフロー自作や画像・音声・動画AIも“本当にノーコード”で組める。
- GoogleのAIパワー(Gemini)+今後の多言語対応で一気に実用性が伸びる可能性大。
- 無料で「AIアプリ量産&共有」ができるようになれば、今のGPTsの“会話特化”を超える使い方も見えてくる。
- 今すぐ実用で使い倒すなら圧倒的にGPTsが上。
- Opalは現時点では“未来に期待”の段階だが、Googleの本気次第で一気に主役級に化ける可能性があるツール。
- 日本語対応や公開機能が整えば、GPTsで感じた「AI自作の楽しさ・便利さ」をOpalでも体験できるはずです。
AI好き・自作好きな方は「今のうちに英語環境でOpalも触ってみて」損はなし。
将来、日本語&本格解禁されたら一気に使い勝手が化ける可能性は大きいです。



