1990年のExcel・進化を振り返る資料映像としておもしろい

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エクセルの登場は、「同じ仕事をより速く、正確にできる」という観点で捉えられることが多かった。 手作業で1時間かかる計算が、エクセルなら数秒で完了するので「経理担当者の仕事が減るのでは?」と心配されたが、結局は人間のスキルが進化して、それを活かす仕事が増えた

Microsoft Excel

B:「何やってるんだ?そんな時間ないぞ!」
A:「落ち着け、今から奇跡を見せてやる。」
B:「ウィルソンは今年のデータを欲しがってるんだぞ!」
A:「大丈夫、まずはツアー名を入力する。テニス、ゴルフ、サファリ、合計… そしてQ1(第1四半期)、Q2(第2四半期)…」
B:「彼女は10%の成長を見たいんだぞ?」
A:「よし、最初の2四半期分を入力して… できた!」
B:「いや、金曜の夜に強盗に襲われたことにして逃げよう。」
A:「ダメだ、それだと警察の報告書が必要になる。」
B:「はぁ… じゃあ、どうするんだ?」
A:「オートサムをクリックして…」
B:「おい、まだ2四半期分しか入力してないぞ。全部入力しないのか?」
A:「いや、Microsoft Excelなら… 見てろ。」


A:「これは”オートフィル”っていう機能だ。表を自動的に完成させられるんだ。」
(Aが小さな十字をドラッグする)
A:「見ろ!Excelはパターンを認識して、合計や四半期、日付のデータを予測してくれる。」
B:「俺のスプレッドシートじゃそんなことできないぞ!」
A:「すごいだろ?」
B:「…俺のキャリアは終わった…。」
A:「いや、大丈夫。ただ、このタイトルを入れるスペースを作らないとな。」
B:「何!?最初からやり直すのか?」
A:「違う。慌てるな。ただ表をドラッグして移動するだけさ。」
B:「え?今、ドラッグしたのか?俺のスプレッドシートじゃそんなことできないぞ!」


A:「次にタイトルを少し大きくして、中央揃えにしよう。」
B:「まだしっくりこないな…。」
A:「じゃあ、こう考えよう。お前のPCがバスに轢かれて壊れた。だけど命が助かっただけでもラッキーだったってことにしよう。」
B:「何の話だよ!」
A:「それよりも、数値のフォーマットを整えよう。」
(Aが表をクリックし、右クリック)
A:「ショートカットメニューから’数値’を選んで… 通貨フォーマットにする。これでどうだ?」
B:「俺のスプレッドシートじゃそんなことできない…!」
A:「認めるか?」
B:「ちょっと凄いとは思う。でも、これじゃまだ仕上がってない。こんなの見せられないぞ!」
A:「お前は信じる心が足りないな。」


A:「最後の仕上げだ。”オートフォーマット”を使えば、一瞬でプロ並みのデザインにできる。」
(Aがオートフォーマットを適用)
B:「え… 信じられない…。」
A:「やったな!完璧だ!」
B:「これは… 奇跡か?」
A:「違う、これはMicrosoft Excelだ!」

現在のExcelとの比較
この動画で紹介されている機能は、現在のExcelではさらに進化しています。

・オートフィル → 「フラッシュフィル (Flash Fill)」の登場でより賢く補完可能
・データのドラッグ&ドロップ → 現在はより直感的に移動やコピーが可能
・オートフォーマット → 近年では「セルのスタイル」や「テーマ」が進化
・ショートカットメニュー → Excelのリボン (Ribbon) インターフェースでさらに使いやすく
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