「ホームページの値段は、なぜ会社によってこうも変わるのか」という質問をよく受けます。基本的にホームページ作成の規模によって異なりますが、その他の要素によって変動することが多いです。
個人的には、家を建てる工務店に似てると思っています。
会社の規模:大規模な会社は、一般に価格が高くなる傾向があります。オフィスの賃料や設備費に加え人件費が大きく売上の半分以上になってる場合が多くどうしても価格が高くなるのです。マニュアルや経験豊富なスタッフがいて間違いが少ないのが利点です。ただ、人材の流動性が高いので制作途中で担当者が辞めたとか、経験の浅い人が担当者になってしまうなど人によってホームページの質にばらつきがある時がある。サービスの品質、人材のレベルの追及が非常に難しいと言えます。
小規模なところは、固定費が少ない分大規模業者さんより料金が上がらないです。あと意外に知られていませんが、ホームページ制作の仕事を請け負っているにも関わらず、内製せず専門業者に外注している業者さんもいます。
実施するタスク量: 同じ規模のホームページでも、制作会社によって必要な項目が異なる場合があります。省略せずに詳細に作業する会社ほど価格が高くなります。表面的に見えない工程にも手間暇かけて時間をかける会社は、価格が高くなる傾向があります。
- ヒアリング
- アクセス解析
- ユーザーテスト
- 競合分析
- 顧客定義(ペルソナ設定)
- マーケティング戦略の整理
- コンテンツ企画
- デザイン調査&コンセプトメイク
- ビジュアルデザイン
- HTMLコーディング
- テスト
- 納品
というところもあれば、テンプレートに当てはめるだけのマニュアル化されたサイトは、工程も少なく経験がなくとも形にできますので価格は安くなると言えます。
- ヒアリング
- ワイヤーフレーム
- ビジュアルデザイン
- HTMLコーディング
- 納品
スタッフの経験や実績:経験豊富なスタッフは間違いが少ないのが利点です。仕事内容の属人性が高いので注意が必要です。評判が良い業者さんに頼んだとしても人材の流動性が高いので制作途中で担当者が辞めたとか、経験の浅い人が担当者になってしまうなど人によってホームページの質にばらつきがある時がある。サービスの品質、人材のレベルの追及が非常に難しいと言えます。
成果を求める場合、人に依存した仕事であるホームページ作成、自動化されている領域も少ないので、高い金額を出したからと言って青天井でクオリティが上がるわけではありません。下のグラフのような感じだと考えていますがどこが「丁度いい」のかは依頼する側の視点だと思いますので参考にしてください。

- 安く 作ることが目的なのでしょうか?
- カッコよく 作ることが目的なのでしょうか?
- 売り上げを上げることが目的ではないですか?
- どういった成果を求めていますか?
皆さんの会社にとっての最適な成果を上げる役立つホームページ企画制作が大切です。 ホームページが役立つ仕組みを一緒に創ってくれるパートナーを是非探してください。
