Google Workspace CLI(コマンドラインインターフェース)

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Google Workspace CLI(コマンドラインインターフェース)は、ブラウザ上の管理コンソールをポチポチ操作する代わりに、ターミナルからコマンドを打ち込んで Google Workspace の管理や操作を行うためのツールです。Google Workspace の特権管理者権限(またはそれに準ずる権限)」を持っていれば誰でも使えます。
エンジニアや情シス担当者にとって、大量のユーザー作成や一括設定変更などを自動化するための強力な武器になります。

主に使われているツールは以下の2つが主流です。

1. GAM (Google Apps Manager)

最も一般的で強力なオープンソースのCLIツールです。Google公式ではありませんが、世界中の管理者にデファクトスタンダードとして使われています。

  • できること: * 数百人分のユーザーアカウントの一括作成・削除
    • 全ユーザーの署名設定の一括変更
    • Googleドライブのファイル権限(共有設定)の監査と変更
    • カレンダーのリソース管理
  • メリット: 非常に多機能で、複雑な管理タスクを1行のコマンドで実行できます。
  • 公式ページ: GAM (GitHub)
2. clasp (Command Line Apps Script Projects)

こちらはGoogleが公式に提供しているツールで、Google Apps Script (GAS) の開発に特化しています。

  • できること: * ローカルのVS Codeなどで書いたコードをGASにアップロード(push)
    • GASのコードをローカルにダウンロード(pull)
    • TypeScriptでの開発
  • メリット: ブラウザ上のエディタを使わずに、Gitでバージョン管理をしながらGASを開発できるようになります。
  • 公式ページ: clasp (GitHub)

メリット内容
自動化シェルスクリプトと組み合わせることで、ルーチンワークをゼロにできる。
正確性手操作によるミス(設定漏れなど)を防げる。
スピード1,000人のグループ追加も、コマンド1つで数秒で終わる。

基本的には以下のステップで利用を開始します。

  1. インストール: npm やバイナリファイルを使用してPCにインストール。
  2. 認証: Google Cloud Consoleでプロジェクトを作成し、API(Admin SDKなど)を有効化して認証を通す。
  3. 実行: ターミナルで gam create user...clasp push と入力。

注意点: > CLIツールは強力な権限を持つため、操作ミスが組織全体に影響を及ぼす可能性があります。まずはテスト用の組織ユニット(OU)やテストアカウントで試すのが鉄則です。

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