GPTsのモデル選択が可能に

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ChatGPTのカスタムGPTs(GPTs)では、推奨モデルとして「GPT-4.1」や「GPT-4o(omni)」など、好みのモデルを選べるようになりました。GPT-4.1は、画像生成できませんが、画像生成やファイル解析といった作業では、4o画像生成が使えます。

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これにより、業務でもプライベートでも、“自分にとって最適なAI”を設計できるようになりました。

基本的な要望として

  • 数値ミスが許されない作業もあるし、画像やファイルも扱いたい
  • 安定した動作や、AI特有のクセの少なさを重視したい
  • 専門的な資料作成もするけれど、SNS投稿や画像生成も楽しみたい
シンプルな設定で高機能を使いこなす方法
  1. カスタムGPTsの作成時、推奨モデルとして「GPT-4.1」を選択します
     → 計算、表作成、資料作成など、正確性や論理性が求められる作業で最高のパフォーマンスを発揮します。
  2. 一方で、画像生成やPDFの読み取りといったマルチメディア作業には、GPT-4oが自動的に補完
     → ChatGPTがタスクに応じて自動でモデルを切り替えてくれるため、ユーザー側が明示的に操作を変える必要はありません。

現在、ChatGPT PlusやProのユーザーの間では、GPTsを作成するなら以下のような自動振り分け構成がベストだと思います。

  • 論理的な作業や資料作成、数式処理 → GPT-4.1
  • 画像生成、SNS投稿、PDF解析などのマルチメディア作業 → GPT-4o(自動切り替え)

GPT-4.1は正確性・安定性に優れ、GPT-4oは柔軟性とマルチモーダル機能に強みを持つ──この2つの長所を自然に組み合わせられる点が、大きな魅力です。

具体的な使い分けの例
  • 「この数式、絶対ミスできない…」→ GPT-4.1
  • 「この報告書を、正確なロジックでまとめたい」→ GPT-4.1
  • 「インスタ投稿用に画像をサクッと作りたい」→ GPT-4o(自動切り替え)
  • 「PDFや写真の内容もまとめて欲しい」→ GPT-4o(自動対応)

用途や目的に応じてGPTsの推奨モデルを設定し、システム側の自動切り替え機能を活用することで、論理性と創造性の両方を妥協せずに手に入れることが可能です。
例えば、計算・表・Excel処理に強いモデルを得意順に並べると以下のようになります。
o3-proが一番性能が、GPT-4.1がおすすめ。

順位モデル名得意度解説
🥇 1位GPT-4.1★★★★★最も安定かつ精度が高く、複雑な関数構造・VLOOKUP/IF関数・ピボット説明なども得意。大量データの表構造理解も強い。
🥈 2位o3-pro★★★★☆GPT-4世代の堅実モデル。GPT-4.1と同等の能力があるが、やや応答速度が遅いケースあり。計算精度はかなり高い。
🥉 3位o4-mini-high★★★☆☆軽量モデルながら、表計算には一定の理解力あり。だがミスも起きやすく、VBAや複雑な関数構造は苦手な場合も。
🟡 圏外GPT-4.1-mini★★☆☆☆軽量高速で応答は無茶苦茶早い。表の誤解釈や関数処理には不向き。信頼性には欠ける。
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