イラストレーターを使わずにSVGデータを変更する方法

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ウェブサイトの自社運営の講習で、SVGデータ内の文字だけを変更する必要がありました。
その会社にはイラストレータのようなソフトはありませんからベストな方法を探します。
SVGデータを編集する際、必ずしもイラストレーターを使う必要はありません。特に文字の変更程度であれば、手軽な方法がいくつもあります。
ChatGPTで調べると以下のような方法を提示してきました。

方法手軽さ編集内容特徴推奨状況
Inkscape(無料ソフト)中程度文字編集、サイズ調整イラストレーターの代替ソフト。パス編集や文字変更が簡単で、デザイン保持に最適。プロ仕様の編集が必要な場合におすすめ。
SVG-Edit(ブラウザ)簡単文字編集、軽い調整ブラウザ上で使える無料ツール。手軽に文字を修正し、SVG形式で再保存できる。ソフトをインストールしたくない場合に最適。
Vectr(ブラウザ)簡単文字編集、デザイン修正シンプルなオンラインエディター。文字修正後にSVGや他形式で保存可能。SVG-Editが合わない場合の代替として便利。
テキストエディタ難しい直接コードを編集BracketsやVS Codeを使ってSVGコード内のテキスト部分を直接書き換え可能。コード編集に慣れている場合。
Canva簡単デザイン全体の修正デザインをそのまま編集可能。ただしSVGのサイズやフォントが崩れる可能性がある。Canvaが使い慣れている場合におすすめ。

で、一つ一つやっていこうかと思っていたのですが、これらのツールを使わずChatGPTに「このSVGコードの文字を変更して」と頼んでみたところ、驚くほど簡単にできたのです。

ChatGPTでSVGを編集する手順

  1. SVGコードをコピーしてChatGPTに貼り付けます。
  2. 「このコード内の文字部分を○○に変更してください」と指示します。
  3. ChatGPTが編集したコードをコピーし、ファイルに保存します。

この方法ではテキストエディタを使った場合と同じくコードを直接操作することになりますが、AIがサポートしてくれるため、構造を理解していなくても編集を完了できました。
実は、ChatGPTを日々使っているとよくある話。
「できない」と言ってたことが「頑張れ」というだけでできたりすることもるし、写真を綺麗に加工できたこともありました。
「習うより、慣れろ」というのはAIの世界では必須だと思います。
講習やセミナーでは教わらない「実務から生まれる知識」を活用し、日々の作業をさらに効率化することはとても大事です。

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