Qwen導入ローカルLLMの要点まとめ

AI活用メモ

Qwenとは Alibaba系が開発するLLM。ChatGPTと違い、モデルを自分のPCにダウンロードして完全ローカルで動かせる(ネット不要)。

LM Studio使うと簡単
インストールしてせんたくするだけです
Qwen3.5 LM Studio上の容量目安 公式の最低メモリ目安 現実的におすすめのPCメモリ 性能感 向いている用途
2B 約2GB 2GB 8GB以上 ★★ 軽い要約、分類、簡単な文章
4B 約3.75GB 4GB 8〜16GB ★★★ 日常会話、要約、文章作成
9B 約6〜7GB 7GB 16GB以上 ★★★★ 本格的な文章、RAG、コード、画像理解
27B 約17GB 17GB 32GB以上推奨 ★★★★★ 高度な推論、複雑な文章、コード
35B-A3B 約21GB 最大21GB級 32〜64GB推奨 ★★★★★ 高性能を狙う本格ローカル運用

導入手順 LM Studioインストール → Models検索 → Qwen3.5 9B選択 → MLX・4bit版DL → Load → Chatで質問。Python/ターミナル不要。

得意なこと 文章作成・要約・翻訳・箇条書き・表整理・手順書/FAQ作成・コード生成/修正・JSON/Markdown生成・PDFや画像の読解など。

ローカルLLMが向いている理由 最大の利点は「データを外部に送らなくてよい」こと。社内資料・顧客情報・製造手順・図面・議事録などをMac内だけで処理可能。特に手順書作成、社内FAQ(RAG併用)、技術資料整理、ノウハウの知識継承と相性が良い。

苦手なこと

  • Web検索不可
  • URLを直接読めない
  • 知識は導入時点で固定(最新情報に弱い)
  • 巨大クラウドAI(ChatGPT/Claude/Geminiの上位モデル)ほどの推論力はない

Thinkモードの使い分け 普段はOFF(文章作成・要約・翻訳・普通の質問)。複雑な分析・推論・設計・コード検討の時だけON。

RAG vs ファインチューニング

  • RAG:社内資料を検索してQwenに渡す仕組み(社内資料を覚えさせたいならまずこちら)
  • Fine-tuning:AI自体の回答傾向を教育する仕組み(最後の手段)

推奨順序:①素のQwen → ②プロンプト工夫 → ③RAG追加 → ④それでも足りなければFine-tuning

QwenとGemma / LM StudioとOllama

  • Qwen=主力候補(日本語・多言語・コーディング・RAG・Tool Use・構造化出力に強い)、Gemma=比較対象(画像理解に強み)
  • LM Studio=人間が直接使うGUI向け、Ollama=自作アプリの裏側で動かす用途向け。最初はLM Studioで十分

全体像 ローカルLLM(社内・機密情報、PDF、手順書、RAG)とクラウドAI(Web検索、最新情報、高度な調査)を使い分けるのが合理的。将来的にはTool/MCP経由でWeb検索やDB連携も追加可能。

核心メッセージ Qwen導入の価値は「無料のChatGPT代替」ではなく、社内データを外に出さずに使える自社専用AIエンジンを持てること。今回の環境構築は、その土台が整った段階。

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