Fuguはかなり面白いです。ただ「Sakana AIがFable級の単体LLMを作った」は誤解。
正しくは「複数の強いLLMを選び、組ませ、検証させる“指揮者モデル”を作り、それを1つのモデルAPIとして使えるようにした」ものです。LLMをオーケストレーションしているので、構造的にはコストは高くなりやすいです。
公式料金では、通常の Fugu は、1エージェントならその基盤モデルの標準レート、複数エージェントが動いても料金を積み上げず、関与した最上位モデルに基づく単一レートで課金すると説明されています。
一方で、Fugu Ultraは普通に高いです。公式料金は100万トークンあたり、入力5ドル、出力30ドル。272Kトークンを超える長文コンテキストでは入力10ドル、出力45ドルになります。さらに重要なのは、オーケストレーション内部で使われたトークンも実利用としてカウントされる点です。
無料枠については、現時点で公式料金ページに恒常的な無料プラン/無料枠は確認できません。あるのは月額プランと従量課金です。
月額プランは以下です。
| プラン | 月額 | 用途 |
|---|---|---|
| Standard | $20/月 | 軽い日常利用、たまのAPI利用、小規模実験 |
| Pro | $100/月 | 通常のコーディング、レビュー、調査 |
| Max | $200/月 | 長時間・高負荷の作業 |
すべての月額プランでFuguとFugu Ultraの両方が使えます。ただし、Standardの具体的な回数・トークン上限は公式ページ上では明示されておらず、「Baseline allowance」とだけ書かれています
キャンペーンとしては、2026年7月31日までに登録すると2か月目が無料という記載があります。これは「無料枠」というより、初回サブスク向けの期間限定キャンペーンです。
無料で気軽に試せるモデルというより、月20ドルから試せる高性能オーケストレーションAIです。
これからこういったAIサービスは増えてくると思います。
言うなれば「美味しいレストラン」です。ですが、「美味しい自炊」できるスキルを持っておきたいですね。



