ここ6ヶ月で、私のウェブサイト制作や運営のスタイルは、根本的に変わりました。
20数年間、私は自分でhtmlコードを書くことを楽しんできました。時にはめんどくさくなりましたが、HTMLやCSS、JavaScriptを触りながら、画面が少しずつ形になっていく過程そのものが好きでした。
ところが今は、コーディングの大部分をCodexに任せています。
自分で一行ずつ書くのではなく、全体の構造を考え、仕様を整理し、指示を出し、出てきたコードを確認し、修正方針を決める。自分の役割は、実装する人間から、設計して指揮する側へと変わりました。
これは単なる効率化ではありません。
仕事の仕方そのものが変わった、という感覚です。
こうした根本的な違いを、実際に体験している人は、まだ世界全体で見ればごく一部だと思います。仮にそれが人口の0.1%程度だとして、その割合が今後、1%、5%、15%と増えていった時、社会全体に与える影響は非常に大きなものになるはずです。
良い影響もあるでしょう。
個人でも高度な制作や開発ができるようになり、小さな会社や個人事業者でも、これまで外注しなければ難しかった仕組みを自分たちで作れるようになる。アイデアを形にする速度は、明らかに上がります。
一方で、悪い影響もあります。
これまで「作業そのもの」に価値があった領域では、仕事の意味や単価が変わっていく可能性があります。コードを書けること自体よりも、何を作るべきかを考え、AIに正しく伝え、結果を判断できることの方が重要になっていく。
つまり、AIによって奪われるのは単純な作業だけではなく、仕事の役割分担そのものです。
これから問われるのは、AIを使うかどうかではなく、AIをどう設計し、どう指示し、どう仕事の流れに組み込むかです。今までの運営管理講習はやめてAIを使う講習になっています。
当たり前ですが、受講者の知識定着率、自己運営率が段違いです。

私自身、この変化をかなり現実のものとして感じています。



