500万円の調理器具を買っても、繁盛店は作れない

AI活用メモ

Thermomix TM7。と言う日本では70万ほどで販売されている調理器具があります。

確かに高性能な調理器具です。でも、まだまだ料理人には及びません。
では仮に、将来500万円くらいの調理器具が出てきて、プロの料理人並みの料理を作れるようになったとします。
材料を入れれば、火加減も、味付けも、盛り付けも、かなり高いレベルで仕上げてくれる。
家庭料理どころか、店で出せるような一皿まで作ってくれる。
それでも、やはり問われるのは人間です。

何の店をやるのか。
誰に食べてもらうのか。
いくらで出すのか。
その地域のお客に合うのか。
毎日出せるメニューなのか。
利益は残るのか。
お客がまた来たいと思うのか。

これは調理器具だけでは決められません。

どれだけ料理が上手く作れても、店のコンセプトが曖昧なら流行りません。
お客が求めていない料理を出しても売れません。
原価が合わなければ商売になりません。
現場で回らなければ続きません。

AIも同じです。
仮に今よりもっと賢いAIが出てきて、アプリも、資料も、営業文も、動画も、ホームページも、かなり高い品質で作れるようになったとします。

それでも、
何を作るのか。
誰に届けるのか。
何の問題を解決するのか。
いくらの価値があるのか。
どう運用するのか。
お客の反応を見て、どこを直すのか。

ここは人間側の仕事です。
つまり、AIが賢くなればなるほど、人間の仕事がなくなるというより、人間の段取り力がより目立つようになります。

道具の性能が低い時代は、道具を使えるだけで差がつきました。
でも、道具の性能が上がると、差がつく場所は変わります。

それは、目的設定です。
準備です。
判断です。
運用です。
そして、お客を理解する力です。

500万円の調理器具を持っていても、店を繁盛させられるとは限らない。
最高級のAIを使っていても、仕事で成果を出せるとは限らない。

結局、問われるのは使う側。
AI時代に必要なのは、AIに詳しいだけの人ではありません。
AIを使って、お客の目的に近づける人。

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