最近、開発作業の中心がめまぐるしく変わる。以前はClaude CodeとCodexを併用し、Antigravityをメインに使っていましたが、今ではほとんどの作業をCodex Appで行っている。
体感では、パソコン作業の7〜8割がCodex Appの中で完結している。
理由は大きく分けて、以下の3つ。
- アプリ内で開発作業が完結しやすい
- ブラウザ・レビュー・チャットの連携が強い
- モデルの賢さとコンテキスト管理が優秀
Codex Appの特徴は、従来のIDEとは発想が少し違う点にある。
VS Codeのようなエディタ中心の画面ではなく、メインにあるのはAIとのチャット。
特定のディレクトリを開き、そのプロジェクトに対してAIと会話しながら開発を進める。モデルの切り替えやFastモードの設定もでき、作業内容に応じて柔軟に使い分けられ、コマンドパレットやファイル移動、サイドペインでのファイル確認など、IDEとして欲しい基本機能も備えている。
つまりCodex Appは、単なるチャットAIではない。
「AIと対話しながら開発すること」を前提に設計された、新しい形の開発環境だ。
コードレビューが自然にできる

Codex Appでは、ファイルを開いて内容を確認しながら、その場でコメントを付けてAIに指示できる。
変更差分のレビューも便利。
ステージ済み、未ステージの変更を確認し、気になる箇所にコメントを付けて追加指示を出せる。これにより、コードを読んで、考えて、修正を依頼する流れが非常に滑らかになる。
ブラウザ機能も強い
特に便利なのが、アプリ内ブラウザだ。Codex Appの中でブラウザを開き、画面上の特定の要素に対してコメントを付けられる。
「この表示がおかしい」
「このボタンの位置を直して」
「この部分を中央寄せにして」
といった指示を、実際の画面を見ながら出せる。
これにより、フロントエンドの動作確認や簡単なE2Eテストまで、アプリ内で完結しやすくなる。
サイドチャットで思考を分けられる
Codex Appには、メインスレッドとは別にサイドチャットを立てる機能もある。
メインでは実装を進めつつ、サイドでは別の質問や調査を行う。
この「作業」と「相談」を分けられる感覚がかなり使いやすい。
AI開発では、1つの会話にすべてを詰め込むと流れが複雑になりがちだ。サイドチャットは、その混乱を減らしてくれる。
Codex Appを使う大きな理由の1つが、モデルの賢さでGPT-5.5は、コーディングや設計レビューでかなり頼りになる。実装だけでなく、構造の見直し、リファクタリング、Web検索を使ったファクトチェックにも強い印象がある。
従来型のエディタ中心の開発に完全に慣れていて、AIは補助的に使えればよいという人には、最初は少し違和感があるかもしれない。
Codex Appは、単なるAIチャットツールではない。
チャット、ファイルレビュー、差分確認、ブラウザ、ターミナル、Git連携が1つにまとまった、AI時代のIDEに近い存在だ。
もちろん、AIツールの世界は変化が速いのでまねするだろうし数か月後には、また別のツールが優位になっている可能性もある。だから大事なのは、「このツールだけを使う」と決めつけることではありませんが、現時点でCodex Appは、その有力な選択肢の1つだと言えます。




