自分専用のツールをClaude CodeやCodexで作る

ブログ

自分専用のツールを、SaaSに頼らず簡単にカスタマイズして作れるというのは、今のAI開発ツールの大きな魅力だと思います。
たとえば在庫管理ツールのように、会社ごとに必要な項目や見たい数字が少しずつ違うものは、既存のSaaSだと「便利だけど、あと少し足りない」と感じることがあります。
もちろん、すでに完成度の高いSaaSを使えば、すぐに運用を始められます。サポートもありますし、セキュリティや安定性の面でも安心です。ただ、その一方で、自分たちの業務に完全にフィットするとは限りません。

「この画面にこの数字も出したい」
「この条件になったらアラートを出したい」
「この倉庫とこの商品の組み合わせだけ、別で管理したい」

そういった細かい要望が出てきた時に、既存サービスでは対応できなかったり、対応できても上位プランへの課金が必要だったりします。

しかし今は、Claude CodeやCodexのようなAI開発ツールを使えば、「こういう機能を付けたい」と伝えるだけで、自分の業務に合わせたツールを作れるようになってきました。

在庫管理ツールは、研修でMVPをやると真っ先に作りたがる一例です。
商品ごとの在庫数を管理し、倉庫ごとの数を確認し、月ごとの推移を見られるようにする。さらに、グラフで減り方を確認したり、将来的には「そろそろ発注した方がいい」とAIが知らせてくれるような仕組みにすることもできます。

こういうツールを以前なら自分で作るのは難しく、外注するか、月額課金のSaaSを導入するのが現実的でした。しかも、在庫管理ツールのような業務系サービスは、月に数万円かかることも珍しくありません。

でも、今は違います。完璧な業務システムを最初から作る必要はありません。まずは、自分たちが本当に困っている部分だけを解決する小さなツールを作ればいい。そこから使いながら、「ここをもっと見やすくしたい」「この項目も追加したい」と改善していけば、自分たち専用のツールに育っていきます。

これは、SaaSを否定する話ではありません。
大規模なシステムや、専門的な管理が必要な領域では、既存のSaaSを使った方がいい場面もたくさんあります。ただ、日々のちょっとした業務改善や、会社独自の管理ツール、趣味や個人用途のアプリであれば、AI開発ツールで十分に作れる時代になってきたということ。

これまでなら「こういうツールがあったら便利なのに」と思って終わっていたものが、今は「じゃあ作ってみよう」に変わりました。

しかも、自分でコードを書けなくても、AIに相談しながら形にできる。そこが一番大きな変化だと思います。

会社の業務はもちろん、私生活や趣味の領域でも、自分専用のツールを作れるようになる。これは単なる効率化ではなく、「自分の生活や仕事を、自分に合わせて作り変えられる」という感覚に近いです。

AI開発ツールのすごさは、単にコードを書いてくれることではありません。今までなら専門知識がないと作れなかったものを、「こうしたい」という言葉から形にしてくれることです。

自分に合わないツールに合わせて働くのではなく、自分の働き方に合うツールを作る。
そういう選択肢が、いよいよ現実的になってきたのだと思います。

岡山のホームページ作成