Dify導入の方法(ローカル環境推奨)

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Difyは、「自分だけのカスタムAIチャットボット」を無料&ノーコードで簡単に作れるオープンソースのサービス。
ChatGPTの「GPTs」よりも機能が多く、ノード形式のワークフロー作成・RAG(ドキュメント活用)・多彩なAIモデル対応など、個人も法人も業務自動化や情報整理に幅広く使えます。時々依頼されますし喜ばれるので知っておいて損はないと思いますのでメモ書き。

① Dockerのインストール
  1. Docker公式サイト
  2. 自分のPC(Mac/Windows)用をダウンロード
  3. インストール(途中でサインインを求められる場合あり)
② Visual Studio Code(VSCode)インストール
  1. VSCode公式サイト からダウンロード
  2. インストール
  3. 日本語化したい場合は「Japanese Language Pack」で検索→インストール
ここでの詰まりやすいポイント
  • Dockerのダウンロードが重いときは時間を置く
  • インストール時の警告は「許可」で進める
Dify本体のダウンロード
  1. Dify公式GitHub
  2. 緑色の「Code」→「Download ZIP」
  3. ダウンロードしたファイルを右クリック→「すべて展開(解凍)」
  • GitHub…世界最大のプログラム保管庫。ここからDifyが無料で手に入る。
VSCodeでDifyを開く
  1. VSCodeを起動
  2. 「ファイル」→「フォルダーを開く」→解凍したDifyフォルダを選択
ここでの詰まりやすいポイント
  • 「docker」フォルダ、「docker-compose.yaml」ファイルが見つかればOK!
コマンドでDifyを起動(最重要)
  1. VSCode画面下「ターミナル」ボタンをクリック
  2. 以下のコマンドを入力・Enter bashコピーする編集するcd docker docker-compose up -d
  3. 数分待ち、「started」や「success」などが表示されれば成功!
ここでの詰まりやすいポイント
  • コピペ時に空白や記号ミスに注意
  • エラーが出た場合はコマンド画面を一度閉じてやり直す
Difyにアクセス
  1. ブラウザで http://localhost:5000 など(表示されたポート番号)にアクセス
  2. 初回はアカウント作成画面が表示される
     Googleアカウント連携もOK!
AIモデル(OpenAI等)のAPIキー設定
  1. Dify画面右上「設定」→「モデルプロバイダー」
  2. 例:OpenAIの場合、ここからAPIキー発行
  3. コピーして貼り付け→保存
  • APIキー…AIに命令するための「カギ」。各自で取得する必要がある。
自分だけのAIチャットボットを作る
  1. 「スタジオ」→「最初から作成」→「チャットボット」
  2. 名前・プロンプト(指示文)を入力
     例:「あなたはニュースを子供向けに解説するAIです」
  3. プレビューで動作確認→保存
【RAG(資料を学習させる)機能を使う】
  1. 「ナレッジ」→「知識を作成」
  2. PDFやテキストファイルをアップロード
  3. チャットボット作成画面で「コンテキスト」にこのナレッジを追加
【ワークフロー型のAIを作る(応用)】
  • ノード(開始→処理→回答)をドラッグ&ドロップで組み立て
  • 例:ユーザー入力 → Wikipedia検索ノード → LLMで要約 → 回答
作ったボットを公開・連携する
  • 画面右上「公開する」→URL発行
  • Slack、LINE、Discord、Webサイト埋め込みも可能
よくある応用・活用アイデア
  • 社内マニュアルPDFをAIに学習させ、Q&Aボット化
  • Slackで最新ニュース要約を自動配信
  • 画像生成AIとして活用
  • ウェブサイトのお問い合わせAI化
岡山のホームページ作成